宝山寺
ベトナム南部のソクチャンと言う町の寺院です。
ソクチャンには面白い寺院が数か所あります。
ここは、中国系大乗仏教の寺です。
両脇に巨大な線香があります。火がついていました。
この巨大線香の火で、普通の線香に火をつけました。
たくさんの線香は、1本ずつ、神様や仏様に供えていきます。
余ると、このようにして供えます。
仏教と道教が習合しています。
道教は中国の民族宗教で、その神様も、たくさん祀られています。
この寺の内部にある像は、すべて粘土で作られています。
白虎です。
内陣は色鮮やかで、とても綺麗です。
これは、多分、麒麟だと思います。
このようなものも粘土で作られています。
柱にも、動物が描かれています。
ホーチミンさんも祀られています。
なんでもありですね。
ライオンやゾウもいます。
こういうのが、道教の神様です。
いたるところに香炉があり線香が供えられています。
粘土製の仏像です。
この寺には2000体の像があると言われています。
この寺は、もともと大地の守り神を祀った寺院です。
これが、そうではないかと思われます。
でも、私が知っている仏教の地天とは、形が違っています。
この寺の内部は見ていて飽きません。
良い寺院を参拝できました。
今度は寺院の外側です。
これは弥勒仏です。
そして、観世音菩薩です。
ソクチャンには、カンボジア系の上座部仏教(小乗仏教)の寺も二か所あります。
それも、そのうち公開します。