天保小判
7月上旬、鑑定書付きの天保小判を買いました。
その後、食道癌によって完全に食道が閉鎖されてしまったため、緊急入院しました。
今回は、細い針金のフェンスを食道に導入し、食道内部でフェンスを広げて
胃袋まで、飲み物や食べ物を送り込めるような手術を行いました。
しかし、放射線治療を受けている者は、食道が脆くなっている可能性があるので
これをやると、食道断裂による、死の危険性があるので、医師は、この手術を
すすめません。
私の方から、お願いしてやってもらったのです。
これは、かなり前に台湾で手に入れた、台湾猿の頭骨です。
フェンスは、食道内部で広げると、16mm、この小判の半分ぐらいの広さになります。
手術に失敗していれば、私も、お骨になっていたはずです。
今、この辺の位置にフェンスが入っています。
手術は大成功でした。
マイケル君が生きていれば「本物、猫に小判」
という乗せ芸が紹介できたはずです。
去年の8月2日に亡くなったマイケル君です。
ビールを飲みながら、牛肉と鶏肉の煮込みを食べています。
しかし、癌細胞が成長すると、やがて、このフェンスも圧迫されてしまう
ようになります。
ですから、完全な問題解決にはなっていません。