カレン寺院
前の記事と同じ、ベトナム南部のソクチャンの寺です。
こちらは、カンボジアのクメール族の寺で、上座部仏教(小乗仏教)です。
1533年の創建です。
この寺の内部です。
一つ前の記事で公開した宝山寺と比べると、外側の建築様式も内部の仏像も
かなり違っていますね。
タイに行かれた方は、こういう仏像を御覧になっていると思います。
タイ、ラオス、カンボジアの形式ですね。
経典も漢字ではなく、パーリ語です。
これは、祭りの時に演奏される楽器です。
ベトナム南部には、こういう寺もあります。
この椰子の木、幹に突起物があります。
カンボジア人に言わせると、この椰子の木が生えている所までが
カンボジア領だということです。
過去にベトナムが、この地域を侵略してしまったということらしいです。
この辺、ベトナムとカンボジアの国境に近いため、二種類の仏教寺院があります。
元カンボジアのヤシの木、一瞬ソテツと思ってしまったり。
でも葉の開き方がヤシですね。
by tai-yama (2017-01-08 19:14)
tai-yamaさん、いつもありがとうございます。
1枚目の写真をご覧ください。
真ん中の幹に突起物のないのが、ベトナムの椰子の木
右側の突起物があるのが、カンボジアの椰子の木です。
この辺以外の椰子の木には突起物がないようです。
by toshi (2017-01-08 19:38)
文化が交わる地域の宗教様式って面白いですね。
前のお寺は中国道教色が強く、こちらはクメール色が強く、まったく違うもののようです。
by ガンビー (2017-01-08 21:08)
ガンビーさん、いつもありがとうございます。
今回、この地域に旅行したのは、大乗仏教と
上座部仏教(小乗仏教)の交わる場所だからなのです。
同じ町で両者を比較することができて良かったです。
by toshi (2017-01-08 21:26)
木を境界にするとたしかに解釈次第で揉めることがあるかもしれませんね。
でも38度線のような緊張感はないのが何よりですね。
by いっぷく (2017-01-09 02:39)
いっぷくさん、いつもありがとうございます。
あまり民族どうしの争いは起きていないようです。
この寺、ソクチャン省の歴史文化遺産になっています。
by toshi (2017-01-09 06:35)
確かに前回、ご紹介されていた寺院とは趣きも異なりそのような違いを見るのも異国を旅する楽しさの一つですね。
by ぼんさん (2017-01-09 08:24)
ぼんさん、いつもありがとうございます。
ベトナム以外のインドシナ半島ですと
こういう寺が多いです。どちらも面白いです。
by toshi (2017-01-09 08:28)
国境付近では色んな文化が混ざり合ってるのですね。
でも椰子の木を目印にしていたとは国境にも色んな国境がありますね。
by hide-life (2017-01-09 09:09)
hide-lifeさん、いつもありがとうございます。
これは、カンボジアのクメール族の人たちの意見ですね。
制度化はされないでしょう。
by toshi (2017-01-09 09:52)
ソクチャンでは、大乗と小乗の寺院があるとは、興味深いですね。
他の宗教では、考えられません。
道教と仏教も習合しているのですね。
by kohtyan (2017-01-09 10:42)
kohtyanさん、いつもありがとうございます。
この辺、カンボジアのクメール族が多いので小乗仏教の寺院は
彼らが参拝する寺ですね。
中国系の人やベトナム人は、大乗仏教の寺院を参拝しているようです。
by toshi (2017-01-09 11:41)
国境って面白いですね。
toshiさんはいろんな国境に行ってらっしゃるんでしょうね。
by johncomeback (2017-01-09 15:35)
johncomebackさん、いつもありがとうございます。
インドとネパールの国境越えは面白かったです。
タイからラオスへ友好の橋を渡る時も良かったです。
by toshi (2017-01-09 17:27)