慈光寺と都幾川温泉
埼玉県秩父連山の北東に位置する山寺、慈光寺です。埼玉県比企郡ときがわ町です。
673年に慈光老翁によって開創され、奈良時代に鑑真の弟子、道忠上人が仏堂を
建立したとされる寺です。
本堂の中には貴重な仏像が安置されていますが、撮影禁止です。
本堂から石段を20分ぐらい登った場所にある観音堂です。
中に十一面観音立像が安置されています。
観音堂の前に置かれている、御びんずる様、痛いところを撫でると
御利益があるそうです。
この建物の中は撮影ができました。
般若心経堂です。
内部の般若心経です。
ここで、般若心経を唱えさせていただきました。
あと、宝物館も見学しましたが撮影禁止です。
宝物館の中には、宝冠阿弥陀仏という珍しい仏像がありました。
300円で鐘をつきました。
慈光寺から、数キロメートル山を下ると、都幾川温泉の「旅館とき川」があります。
ここです。
ここは、昼に二組、夜に二組だけ受け入れて、入浴と食事だけさせる所で
宿泊はできないのです。もちろん予約制です。
部屋に入ると、抹茶と柚子羊羹が出てきました。
ここの温泉はPH11,3という日本一アルカリ濃度の強い温泉です。
酸性度が一番強いのは、秋田県の玉川温泉なのだそうです。
源泉かけ流しなので、焼酎の温泉割りを作ります。
多分、酒の酸性がアルカリで中和されるのではないか、と思いました。
飲んでみると、けっこう美味しいです。
温泉自体は無味無臭です。
ここは、内風呂だけですが、貸切風呂です。
今回は弟と二人で来たので、弟に入浴シーンを撮ってもらいました。
そして、食事です。
左側はベネチアグラスに入っているのが、ゆずワイン、白いのがレモンジュース
そして茶碗蒸しです。
真ん中は、下が、とき川饅頭、上が菜の花のからし和えです。
右側の下は、柚子豆腐、上が、とき川ゆばです。
柚子懐石料理なのです。
弟は運転するので、ノンアルコールのキリンフリーを飲んでいます。
私はエビスビールと、とき川と言う地酒を飲みました。
この岩魚の塩焼、頭から丸ごと食べられました。
ふろふき大根です。
日本酒に合います。
春巻きはビールに合いました。
きび、あわ、ひえなどの入った薬膳御飯です。
この後、イチゴや柚子シャーベットなどが出てきました。
食後も温泉に入り、大変満足できました。