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恐山 その1

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青森県、下北半島北部の恐山です。

立っている彫刻は奪衣爺、座っている彫刻は奪衣婆です。

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三途の川を渡ると恐山です。

比叡山、高野山、恐山、日本三大霊場とされています。

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この門をくぐると、恐山の境内に入ります。

入山料は、500円です。

恐山とは、カルデラ湖である、宇曽利湖を中心とした外輪山の総称です。

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恐山らしい光景です。

風車は、山門近くの売店で売られています。

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ここは、恐山菩提寺と言う寺です。

862年、天台宗の開祖である最澄の弟子、円仁(慈覚大師)によって開山されました。

1552年、南部氏の援助を受けた、曹洞宗の僧侶である聚覚が、恐山菩提寺を中興し

曹洞宗に改められました。

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本堂の地蔵殿です。

御本尊は地蔵菩薩です。

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お参りはしましたが、中は撮影禁止です。

死者の口寄せをするイタコは、恐山大祭の時などに集まってくるそうです。

今回は、いませんでした。

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境内に四つの温泉浴場があります。

これは、男湯の薬師の湯です。

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中は、こんなふうになっています。

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1人だけ入浴者がいたので、入浴シーンを撮ってもらいました。

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花染の湯です。

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ここは、混浴です。

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中は、こんなふうになっています。

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恐山の温泉は、白濁した硫黄泉です。

これ以外にも、二つの温泉浴場がありますが

それらは女湯です。

入山料500円を支払えば温泉入浴料は無料です。

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恐山の門前に唯一ある食事処です。

ビールは置いてないので、土産売り場で買ってきた缶ビールを持ち込みます。

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温泉上がりのビールと、ざる蕎麦です。

この後、恐山の荒涼とした風景を観光して、恐山の宿坊に宿泊しました。

その内容は、次の記事で公開します。

この翌日は北海道に移動しました。

モンゴルの記事なども混ぜて、これから公開させていただきます。
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チョイジンラマ寺院博物館

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モンゴルのウランバートル市内にある、チョイジンラマ寺院博物館です。

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活仏ボグドハーン8世の弟の寺として、1908年に建立されました。

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釈迦如来です。

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マンダラやタンカ、そして、様々な仏教芸術が展示されています。

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これは、ツァム(仏教仮面舞踏)をする時に頭にかぶるものです。

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これが、ツァムの衣装です。

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ここは、年に一度行われるツァムの祭りが最後に行われた寺院です。

ツァムは、1993年に伝統芸能として復活したそうです。

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チベット仏教の忿怒尊です。

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怖い顔をしていますが、仏教の守護神です。

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チベット仏教文化圏には、こういう仏像が多いです。

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これらは単神像です。

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これは、ヤブユムと言って、男女合体尊です。

明妃を抱いています。

男女の合体を悟りの境地とする、密教の考え方です。

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顔ハメです。

活仏になったような気分になりました。



数日間、家を留守にしますので、ブログを休止いたします。

9月上旬に再開する予定です。

また、よろしくお願いします。
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ボグドハーン宮殿博物館

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モンゴルのウランバートル市内のボグドハーン博物館です。

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活仏ボグドハーンが住んでいた宮殿です。

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1906年に完成しました。

中は仏教美術の宝庫です。

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釈迦如来像です。

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仏像と一緒に、タンカ(仏画)も展示されています。

マンダラとタンカの違いは、マンダラは複数の仏や記号を用い、宇宙を表しています。

タンカは、主に一つの仏様の絵なのです。

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これなど、マンダラと呼べる素晴らしいものです。

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これは、タンカです。

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これは、ザナバザルのタンカです。

ザナバザルとは、1635年に生まれ、チベットのダライ・ラマ5世から

モンゴル初の活仏(生き仏)であると宣言された人です。

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これらは、忿怒神のタンカです。

仏教の護法尊です。

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これは、チベット文字を縦書きのモンゴル文字に翻訳した

仏教経典です。



カラコルムの遺跡の門前で、私の名前を

縦書きのモンゴル文字で書いてもらいました。

これです。

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左側が苗字

右側が下の名前です。

アルファベット表記で名前を書くと、このようなモンゴル文字で書いてくれます。

こういう商売もあるんですね。

でも、これは、表札には使えません。笑
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モンゴル料理、いろいろありますね

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モンゴルの生ビール、もっと美味しい生ビールがあるそうです。

瓶ビールも美味いです

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左が牛乳餃子、右側が羊肉焼きそばです。

牛乳に入れた水餃子みたいなものです。

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牛乳なのに、餃子の中身は羊肉です。

これは、とても美味しいです。

できれば、羊の乳で煮込んで欲しかったです。

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これも羊肉の餃子を野菜スープで煮込んだものです。

これは、さっぱりしていますが、やはり量が多いです。

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これは、羊肉の、お粥です。

一度でいっぺんに食べたわけではありませんが

毎回、肉に圧倒されました。
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土肥温泉

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モンゴルで草原や砂漠を楽しんだので

今度は、海が見たくなりました。

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やはり、夏の海はいいですね。

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このボートに温泉が入っていて、無料で入浴できます。

水着着用です。

海水浴客と一緒に入りました。湯は、ややぬるめです。

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今度は、この旅館で入浴しました。

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やはり、海の見える露天風呂は気持ちがいいです。

ここは、空いていましたが、1人入浴客がいたので入浴シーンを撮ってもらいました。

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海岸から、15分ぐらい歩いた場所にある磯料理の店です。

ここは、混んでいたので他の人と同じテーブルで食事をしました。

この船盛刺身定食を注文する人が多いです。

新鮮な刺身、カニの味噌汁、生ビールに地酒

日本に生まれて良かったと思いました。


次回は、また、モンゴルの記事になります。

また、よろしくお願いします。
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草原を走る馬

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カラコルムからウランバートルの中間地域の草原です。

馬で、遊牧民の人たちが競走していました。

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モンゴルの草原らしい写真が撮れました。

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こんなふうに馬に乗っては走れたら気持ちがいいでしょうが

私には無理です。

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私は、これで満足です。


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ホーショーローという、モンゴル料理です。

揚げ物で、中には羊の肉が入っています。

三つ食べたら満腹になりました。
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ツェンケル・ジグール温泉

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前の記事のカラコルムから、車で2時間半、モンゴル中央部のハンガイ山脈の麓に

ツェンケル温泉があります。

オゴタイハーンの隠し湯などと言われていますが

近年、日本人が開発したものらしいです。

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このようなパイプラインで源泉を引いています。

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これが、源泉です。

かすかに硫黄の臭いがします。

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やはり、ゲルに宿泊です。

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今回のゲルです。

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中は、前のブルドのゲルより広く、過ごしやすいですが

基本的には同じです。

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でも、ここには温泉があります。

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日本式の岩風呂です。

ツェンケル温泉には、他にも宿泊施設がありますが

他の施設には、温泉プールしかありません。

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早速、日本式入浴シーンです。

日本の温泉と同じ入り心地です。

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ここは、混浴ですが、水着着用で入浴します。

ここに、二泊三日で滞在しました。

立っているのは、モンゴル人の、おっさんです。

真ん中の日は、昼寝と温泉入浴とビールを飲むことだけに費やしました。

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でも、いきなり、針葉樹林の方から雨の音が聞こえてきます。

その、5分後、猛烈な雷雨です。

でも、そのまま、温泉に浸かっていました。

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温泉上がりはビールです。

ここは、タイガービールしかありません。

モンゴルのビールは、ウランバートルの記事で公開します。

手前に見えるのが、野菜スープ、奥の小籠包のように見える物は、ボウズと言って

中に汁はなく、羊肉が詰まっています。モンゴルの代表的な料理です。

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羊肉定食です。ビールとモンゴルウオッカです。

全部は食べられません。

やはり、日本の酒と食べ物の方がいいです。
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ハラホリン(カラコルム)

モンゴル中央部に位置する、ハラホリン(カラコルム)は、チンギスハーンの次男である

オゴタイハーンが、ここに都を建設し、モンゴル帝国の首都として繁栄した場所です。

ここに、壁と、108のストゥーパ(仏塔)に囲まれた縦400m横400mの

エルデ二・ゾーという場所があります。

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ここが、その西門です。

ここから入ります。

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中国式の寺院が見えます。

エル二ゾー寺院、あるいは、ゴルバン・ゾーとも呼ばれています。

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三つの伽藍があります。モンゴル最古の寺院です。

真ん中の伽藍が一番古く、1585年から1587年にかけて建てられたものです。

近くに見える伽藍は二番目に古く、遠くに見える伽藍は三番目に建てられたものです。

チベット仏教寺院です。

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二番目に古い伽藍の内部です。

左から、過去仏である燃燈仏、真ん中は現在仏の釈迦仏、右は未来仏の弥勒仏です。

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私が収集しているような小さなブロンズ仏がありました。

ソ連時代に僧も粛清され、この寺院も閉鎖されますが、

寺宝などは民間人が隠したそうです。

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お菓子で、作られた仏具、古いので食べられません。

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真ん中の一番古い伽藍です。

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左側に安置されている阿弥陀仏です。

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中央の釈迦仏です。

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見える部分を拡大しました。

なかなか良い釈迦如来です。

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右側に安置されている薬師如来です。

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三番目に建てられた伽藍です。

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左から観世音菩薩、釈迦如来、チベット仏教の祖師です。

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中央の釈迦如来は立派です。

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左側の慈愛に満ちた観世音菩薩、これは大変気に入りました。

とても良い観音様でした。


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これは、チベット式建築のラブラン寺、あるいは、シャンヒーン寺院とも呼ばれてます。

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お菓子で作られた仏具、これは新しいので食べられます。

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お菓子で作られた仏像です。

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この寺で僧侶が信者の人たちのために、経典を唱えているところです。

現在のモンゴルでは、チベット仏教を信仰する人が多いです。

私が参拝した時、参拝者に無料で馬乳酒がふるまわれていました。

私も飲ましてもらいました。

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壁と、108のストゥーパ(仏塔)で囲まれている、エルデニ・ゾーは広大です。

建物以外に、遺跡(建物の跡)などがありました。

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ブルド砂丘

古都カラコルムに行く途中にブルド砂丘があります。

草原のなかにある小さな砂漠です。

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ここでラクダに乗りました。

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フタコブラクダなので、前のコブにつかまって乗ります。

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少し怖いですが、面白いです。

中国やエジプトなどでもラクダに乗りました。

モンゴルと中国以外は、ラクダのコブは一つです。

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砂丘では、小さなガラスの瓶に砂を入れて持ち帰ります。

中国のゴビ砂漠、タクラマカン砂漠、インドのタール砂漠、モロッコのサハラ砂漠などの

砂も収集しました。

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この日の夕食です。

前の記事で公開した馬乳酒、モンゴルのウオッカを飲みながら食べたのは

羊の肉をあっさり煮込んだ素朴な料理です。

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牛肉のハンバーグも食べました。

肉の量が多いので、全部食べられません。

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宿泊したゲルです。

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ゲルの内部です。

薪を使うストーブがあります。

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ゲルの中で、モンゴルウオッカの馬乳酒割りを飲みました。

夜は気温が下がります。

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ストーブは、新聞紙を燃やして、薪に火がつくようにします。

新聞紙の量が少ないと薪に火がつきません。

こういうストーブ、初めて体験しました。
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馬乳酒

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モンゴルの大草原、黒や茶色は山羊、白いのは羊です。

このような風景が、どこまでも続いています。

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これは、馬乳酒を売っているという看板です。

馬乳酒は、生製品で、すぐに駄目になり三日間ぐらいしか飲料できないため、

普通の商店で販売できないのです。

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こういう遊牧民の家庭で売られているものを買うしかないのです。

四年前に中国の内蒙古自治区で飲んだ馬乳酒は、全部偽物でした。

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遊牧民のゲルの内部です。

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これが、本物の馬乳酒です。

色は白く、大変酸味が強いです。

アルコール分は、2%弱ぐらいです。

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大勢で飲む時は、このような椀に注ぎ、半分飲んで、また、馬乳酒を注ぎ

回し飲みするのが、正式な飲み方のようです。

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このように、ペットボトルに入れて売られています。

三日以内に飲まないと腐ってしまいます。

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これは、遊牧民が製造した天然バターです。

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こういうふうに、天然バターをパンにつけて食べます。

目茶目茶、美味しいです。

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このゲルの遊牧民が飼っている馬です。

馬の乳は、牛と違い、採れる量は少ないそうです。

今回、本物の馬乳酒が飲めたので、大変満足できました。
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