ワット・シーサケート
ラオスの首都ビエンチャンにある、ワット・シーサケートという寺院です。
1551年、セーターティラート王が建立を命じた寺院なのだそうです。
古い仏塔(ストゥーパ)も残っています。
先端が細くなっている建物がありますが、これは偉い人の墓です。
火葬して骨壺を、この中に安置します。
町中で見かけたのですが、これの小さいのが、まとめて売られていました。
別送品として日本に送ることもできる大きさ、骨壺が小さければ、1人分として使えます。
要するに墓が売られているわけですね。でも、買いませんでした。
この寺には、2052体の仏像が安置されています。
壁の小さな穴には二体ずつの仏像が安置されています。
この仏像の頭を見てください。
このように上部が切り取られています。
この仏像も同じです。
上部に、このような穴が開いています。
実は、この穴の中に、ルビーやダイヤモンドやサファイヤなどの宝石が入れられていたのです。
戦争の時に略奪されたと言われています。
一説にはフランス領だったので、フランス人が奪っていったとも言われています。
この後、本堂に入りました。
これは、本堂の入口の上に彫られた彫刻です。
この寺院、ワット・シーサケートの御本尊様、釈迦如来です。
本堂に入ると撮影禁止ですが、入口の外からなら撮影が可能です。
本堂内部は、大変素晴らしかったです。
ビエンチャンで建立当時の姿を残している貴重な寺院です。
これは、境内に造られた新しい仏像です。